2013年2月14日木曜日

採用通知までの期間

大学教員の公募では、多くの場合、まずは書類審査による一次選考が行われます。
では、この一次選考を通過した場合、応募締切からどれ程の時間が経過した時に本人に通知されるのでしょうか。
私の場合、2度、1次選考を通過した経験を持っていますが、1度目は、書類応募締切の約1週間後には、1時通貨の通知がメールにて届きました。
2度目は、書類締切からちょうど1か月後に郵便で文書による通知を受け取りました。

通過していれば、早いうちに本人には通知が来るという話をよく聞きますが、1か月くらいは待たされることもあるようです。
応募者が多数の有名大学の公募であれば、書類審査にもそれなりの時間がかかるものです。
しかし、さすがに2か月以上ということはあまりないでしょう。
採用側としては、最終的に一人の採用者を決め、その人に赴任の意思があることを確かめてから、他の不採用者に対し、一斉に不採用通知を送信することが多いのではないでしょうか。

では、最終選考の通過は面接のあと、どれほどの期間をおいて通知されるのか。

私の場合、1度目は、面接が行われた当日の夕方に電話で内々の通知をされました。
2度目は、面接の2週間後に電話で通知をされました。

いずれもやはり赴任の意思を確認されました。
公募のスケジュールにもよるとは思いますが、面接目で終われば、あとは次年度に向けて準備を着々と進めなければなりませんから、通知は早くするのでしょう。

選考委員会で採用候補者をひとりに絞った後にも、教授会での承認、部局長会議等での承認、理事会等での承認、割愛の依頼と承認など、何かと手続きが必要となるのが一般的です。

人事は何が起こるかわからず、採用者も採用する大学側も、着任日まで安心することはできないのです。

採用が内定していて、実際には着任できない(多くの場合、大学から他大学への移動)こともあるのです。

採用された経験者に話を聞いてみるのがよいでしょう。