2012年9月15日土曜日

大学教員の公募について

 大学の教員採用。
 最近標準的になってきたのが、公募です。
 欲しい研究者の情報を明示し、全国に公募するのです。
 すでに候補者が決まっている「出来レース」もあるのが実情ですが、最近では純粋に実力を問い、フェアに選考する公募が増えています。

 さて、この公募ですが、大学院生やオーバードクターが非常に多い現在、ひとつのポストに数百の応募者が殺到することも珍しくはありません。
 ですから、自分が応募できる募集があっても、そう簡単には通らないのです。
 私の場合、最初の大学に決まるまで、12校の大学公募に応募し、断られました。今ではこの12校というのはまだまだ少ない方で、40、50校に応募しても結果がでないこともある厳しい状況なのです。
 私は某大学に採用され、そこで5年働いた後、別の大学に公募で移りました。
 つまり、公募には2回通ったわけです。
 いずれも、応募締め切り日から2週間以内に一次選考合格の通知をいただきました。その後、1か月以内に面接を行ない、内定という流れです。

 面接については、また後日書きます。